
こんにちは、kuuです。
皆さん、宝石ってどうやってできるか分かりますか?



地面の中で成長するんやろ?
普段気にしていないことだとは思いますが、実はすごくロマンがあるお話なのでみんなに知ってほしくて。
今回は、宝石の生まれ方からジュエリーになるまでをまとめてみました。
そもそも宝石とは
宝石の定義
宝石(ほうせき)
宝石とは大自然が生み出し、美しく永く身に着けられて価値を持ち続けるもの。 …(以下略)
出典: 諏訪恭一 著書『価値がわかる 宝石図鑑』
日本ジュエリー協会(JJA)、宝石鑑別団体協議会(AGL)の規定では、宝石は天然石と人工生産物(合成石・人造石・模造石)とに大別され、このうち天然石のみを宝石とすることが定められています。
希少性が高く、外観が美しく、そして劣化しないこと。
資産価値がつくものもあります。
宝石は厳選された天然の結晶鉱物
地球上には、およそ4000種類以上の鉱物が認定されています。
そのうち、宝石として認定され市場に流通しているものはたったの100種類程度しかありません。
宝石は、美しさ・耐久性・希少価値をもとに厳選されています。


宝石が生まれる場所
地中の奥深くで結晶ができる
宝石になる鉱物は、そのほとんどが地中の深いところ、地球を構成する三層構造の地殻、マントル、核の中で、結晶ができて生まれます。
その深さはなんと、地上から数十km以上。
特にダイヤモンドは地球のマントルで生成されるため、数百〜数千kmもの深さです。



数字がまったく意味わからん
人が宝石に出会うまで何百万年
地中の奥深くで数千万年〜30億年も前にできた結晶が、地球の地殻変動によって何百万年もかけて、徐々に人の手の届く地上付近へと運ばれてきます。
さらにそこから人に発見されるという偶然が重なって、宝石は存在しています。
宝石になれるのはごく一部
ここまででも宝石が奇跡だといわれるのがわかりますね。
ここからまた何年もかけて人の手によって原石が発掘され、莫大な数の原石から宝石になりそうなものだけが厳選されます。
そのほんの一部選ばれた原石だけが、人の技術によって研磨加工され、宝石として陽の光をあびます。
宝石になれない原石たちもたくさんいるのです。



私もタイの鉱山へ行ってきたことがあるのでわかりますが、良さそうな原石ひとつ掘り出すのも結構大変そうでした。



選ばれないやつらはどうなるんや…
宝石からジュエリーへ
原石が宝飾品となり店頭に並ぶまで
採掘され選ばれた原石が、研磨・カットされてやっと宝石になります。
その宝石が、ジュエリー工場やジュエリーメーカー、デザイナーによって宝飾品となり、やっと店頭に並びます。
宝石の中でもさらにランクがあり、美しいものにはそれ相応の価値がつきます。



この間、何年経過するんや?



原石が選ばれてからジュエリーになるまで最短で数ヶ月かな。倉庫とかで10年以上寝かされるものもあるみたいですよ。
宝石は資産価値
宝石は受け継がれていく
宝石はいつまでも美しさを失わないことから、価値あるものとして形見や資産として人から人へ受け継がれていきます。
また、時代にあわせて地金部分のデザインリフォームする方も多く、今どきのデザインに変えたり、指輪からネックレスにする場合もあります。



これだけ時間をかけて生まれてきた宝石だからこそですね〜



ロマンだな…
まとめ:宝石が奇跡だといわれる理由
- そもそも宝石は、4000種類以上の鉱物から厳選されたもの
- 地中のものすごい奥深くでできた結晶が原石となる
- 何百万年もかけて地殻変動で運ばれ、たまたま原石が発見される
- 宝石になれるのは、採掘された原石の中でごく一部
- 選ばれた原石が、研磨・カットされて宝石になる
宝石が奇跡だといわれる理由、いかがでしたでしょうか?
これまで宝石にあまり興味がなかった方も「実は宝石ってすごいんだな」と思っていただけたでしょうか。
実はわたしもそのひとり。宝石の魅力にハマってしまったのはほんの最近の話なのです。
人が宝石に魅了されてしまうのは、地球のエネルギーが要因なのかもしれませんね。



宝石は地球が生み出した奇跡の石といえます。



宝石はロマンだわ…
最後までお読みいただきありがとうございました!
参考になれば嬉しいです😊
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