
こんにちは、kuuです。
カメさん、「4C」って聞いたことがありますか?



ジュエリーのブランドか?
今回は、よく聞くけどパッと答えられない、ダイヤモンドの「4C」についてまとめてみました。
そもそも、4Cとは
4C(フォーシー、よんしー)
カットされた宝飾用ダイヤモンドの品質を評価する国際基準である。
色(カラー color)、透明度(クラリティ clarity)、重さ(カラット carat)、研磨(カット cut)の4点から評価し、それぞれの頭文字から4Cと略す。米国宝石学会が制定。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


ジュエリー用語の「4C」という言葉は、ダイヤモンドの品質評価国際基準です。
ダイヤモンドの「鑑定書」には、この4Cが記載されます。
Color:カラー(色)
無色に近いほど高い評価
カラーは最高はD、以下E、F、G…Zまでの23段階までのアルファベットで表記されます。
D E F | G H I J | K L M | N O P Q R | S T U V W X Y Z |
---|---|---|---|---|
無色透明 | ほぼ無色 | かすかな黄色 | 非常に薄い黄色 | 薄い黄色 |





カメの肉眼だとまったくわからん



ブライダルジュエリーで使われるダイヤは「J」までのものが多いです。
Clarity:クラリティ(透明度)
傷やインクルージョン(内包物)の大きさ・位置・数によって判定される。
上から、FL / IF / VVS1 / VVS2 / VS1 /VS2 / SI1 / SI2 / I1 / I2 / I3まで、全部で11段階で評価されます。


FL(Flawless) | 10倍に拡大しても内部・外部ともに内包物が見つけられない | 市場に出回らない |
IF(Internally Flawless) | 外部には微細なキズが見られるが内部には10倍に拡大しても内包物を見つけられない | とても高額でレア |
VVS(Very Very Slightly)1 / 2 | 10倍の拡大では、内包物の発見が非常に困難 | とても高額 |
VS(Very Slightly)1 / 2 | 10倍の拡大では、内包物の発見が困難 | ブライダルジュエリー |
SI(Slightly Included)1 / 2 | 10倍の拡大では内包物の発見が比較的容易だが、肉眼では困難 | 品質の良いジュエリー |
I(Imperfection)1 / 2 / 3 | 内包物が肉眼で容易に発見できる | 一般的なジュエリー |



ブライダルジュエリーで使われるダイヤは「VS」クラスまでのものが多いです。
同価格でも、ダイヤの大きさをとるかクラリティをとるか、ブライダルリングは多くの方の悩みどころかもしれませんね。



肉眼でわからないなら、大きいほうが良いやんけ!
Carat:カラット(重さ)
カラットは、「サイズ」ではなく「重さ」
カラッとは石の重量。カラットは「ct」、通常は小数点第2位または第3位まで表記します。
1カラット=0.2グラムと定義されています。
もちろんですが、カラットが大きいほど価値は高くなります。



「そのダイヤ、何カラット?」と、なんとなく使っていた言葉ですが、大きさやサイズのことだと思っていた人も多いのではないでしょうか。



見た目のサイズが同じでも、カラット(重さ)は違うかもしれないということか…
Cut:カット(研磨)
カットグレードは職人の技術の賜物
カットは、ダイヤモンドの美しさに人間が関与できる唯一の要素です。
カットの良し悪しで、ダイヤモンドの光の反射に大きく影響するため、見た目の輝きを左右します。
そのため、4C品質で一番重要視されるのはこの「Cut:カット」だとも言われています。
カットに対する評価は、ラウンドブリリアントカットの場合にのみ。その形と仕上げが評価の対象です。
「EXCELLENT」「VERY GOOD」「GOOD」「FAIR」「POOR」までの5段階で評価されます。
※ラウンドブリリアントカットの一部を改良した新たなカット方法についてはこの5段階評価の対象とはなりません。
EXCELLENT(EX) ※4つに分類されます | カット最高級 ・トリプルエクセレントH&C ・H&Cエクセレント ・トリプルエクセレント ・エクセレント |
VERY GOOD(VG) | 光学的理想 |
GOOD(G) | 理想的 |
FAIR(F) | やや劣る |
POOR(P) | 劣る |



ブライダルジュエリーだと、VGまでが理想的ですね!
ハート&キューピットは、ジュエリーショップで実物を見せてもらうと、とっても可愛くてときめきますよ♪



でもお高いんでしょう〜?
まとめ:ジュエリーの種類
- Color:カラー(色)
- Clarity:クラリティ(透明度)
- Carat:カラット(重さ)
- Cut:カット(研磨)



国際的にこれだけきっちりとした基準があるのは、宝石の中でダイヤモンドだけなんです。
ブライダルジュエリーを選んだことのある方は、ご存知だったかもしれませんね。



ダイヤモンド、奥が深いわい…
いかがだったでしょうか?
参考になれば嬉しいです😊
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